エメラルドのように輝くシャインマスカット。
皮ごとパリッと食べられて、ひと粒で秋を感じさせてくれる贅沢なぶどうです。
実はこの子、日本生まれなんですよ。
シャインマスカットは日本生まれ
シャインマスカットは、1988年に安芸津21号と白南という2種類のぶどうを交配し、試作種「アキツ23」として全国で試験された後、2003年に正式に「Shine Muscat」と命名・登録され、品種改良を重ねて2006年に品種登録されました。
れっきとした日本生まれ日本育ちのぶどうです。
ワインで有名なヨーロッパぶどうの芳醇な香りとアメリカ産のぶどうの特徴である育てやすさを兼ね備えているんですって。
さすが「シャインマスカット」、消費者にも生産者にも優しいぶどうですね。
エメラルドのような、まさに輝きを放つシャインマスカット。
今や、日本全国で親しまれています。

シャインマスカットの特徴
シャインマスカットの果粒は1粒あたり約11~12g。
丸ごと食べられる薄皮・種なし・高糖度20度ほどのジューシーな味わい、控えめな酸味が特徴です。
ひと粒を口に含めば、上品な甘さと爽やかな香りが広がります。
淡い黄緑色で宝石のよう。見た目が美しいのもシャインマスカットの特徴です。
シャインマスカットの旬
シャインマスカットの旬は8月〜10月。
秋のごちそうとして、すっかり定番になりました。
最近では、特別な低温貯蔵によって冬に味わえるシャインマスカットもあります。
シャインマスカットの産地
シャインマスカットを全国で一番多く生産しているのはどこの都道府県だと思いますか?
答えは山梨県!
全国の収穫量の4分の1を山梨県が占めています。すごいですよね。

シャインマスカットの収穫量、全国第2位は長野県!
自然豊かな土地でのびのび育ったシャインマスカット。見ているだけで元気になれそうですね。

長野県千曲市のふるさと納税返礼品「露地栽培の秀品シャインマスカット」(ふるラボ)
第3位は岡山県!
岡山県のシャインマスカットは味はもちろんのこと形や見た目にもこだわりがあるとのこと。
贈答品にも最適ですね。

シャインマスカットは贈り物や自分へのご褒美としても人気
箱を開けた瞬間に広がる鮮やかな緑は、贈り物としても抜群のインパクト。
もちろん、自分へのご褒美に冷やして味わうのも格別です。
特別な人に贈っても、自分で味わっても。
シャインマスカットは、旬の季節をまるごと楽しめる“秋の宝石”です。
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シャインマスカットの前に君臨した王者、巨峰
参考サイト:
露地栽培のシャインマスカット出荷始まる 山梨県内(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20250808/1040027503.html
シャインマスカット(JA晴れの国岡山)
https://shine.ja-hareoka.or.jp