ピオーネの特徴
ピオーネは巨峰とマスカットをかけ合わせて生まれた品種。
濃厚な甘みと爽やかな酸味のバランスが魅力で、糖度は16度以上、果房によっては20度に達することもあります。
果粒は一粒15〜18gほどと大きく、口いっぱいに広がるジューシーさは格別。
皮がむきやすく、種なしなのでお子さんやご年配の方にも人気です。
スイーツ作りや加工にも向いています。

「開拓者」の名を持つ高級ぶどう・ピオーネ
ピオーネは、イタリア語で“開拓者”を意味する言葉に由来する大粒の黒ぶどう。
しっかりとした果肉と高い糖度、そして種なしで皮離れが良い食べやすさから、高級ぶどうとして長年愛されています。
もともと種ありの品種でしたが、岡山県が独自に開発した無核化技術によって種なし栽培が広まりました。
当初は種なしの品種を「ニューピオーネ」と呼んでいましたが、現在は「ピオーネ」として出回るものの多くが種なしです。
岡山が全国トップの産地へ
ピオーネが岡山で栽培され始めたのは1967年ごろ。
当時はキャンベルやベリーAが主流でしたが、その豊かな味わいに惚れ込んだ農家が次々にピオーネへ転換しました。
生産者の努力と技術革新によって岡山は今や国内最大の産地。
「岡山のピオーネは色付きが良く甘い」と評判が広がり、県内の農家が腕を磨き続けた結果、全国に誇るブランドへと育ちました。
なぜ岡山でピオーネの生産が盛んなの?
岡山は北から南まで気候差があるため、ハウス栽培は7〜8月、露地栽培は9〜10月とリレーのように出荷時期が続きます。
これにより、夏から秋まで長くピオーネを楽しめるのも岡山産の魅力です。

ピオーネが愛され続ける理由
気候変動による着色の難しさなど課題はあるものの、その濃厚で奥行きある味わいは一度食べれば忘れられません。
生産者が新しい苗木を植え、時間をかけて大切に育てるのも、ピオーネならではの美味しさに確信があるからこそ。
ピオーネの魅力
艶やかな黒紫色、口いっぱいに広がる甘みと爽やかさ、そして岡山の農家の熱意。
ピオーネはただのぶどうではなく、まさに“開拓者”の名にふさわしい存在です。
贈答用にもおうち用にも、一度味わえばその魅力の虜になること間違いなしです。
ピオーネが「ふるさと納税返礼品」に登場!
ピオーネの産地・岡山県は平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の被災地です。
以下に紹介する3自治体は特に被害の大きかった地域。
ピオーネを食べて応援しましょう!
岡山県倉敷市のふるさと納税返礼品「ピオーネ」

岡山県岡山市のふるさと納税返礼品「ピオーネ」

岡山県高梁市のふるさと納税返礼品「ピオーネ」

ピオーネはこんな人にオススメ!
• 巨峰の濃厚な甘みは好きだけど、ちょっと爽やかさも欲しい人に
• シャインマスカットは高級すぎるけど、大粒で高級感あるぶどうを味わいたい人に
• 岡山ブランドの果物を贈りたい人に
• お子さんからご年配の方まで“万人ウケ”するギフトを探している人に
• ワイン好きで“ぶどうの本格的な香り”も楽しみたい人に
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参考サイト(敬称略)
西日本豪雨特集 データで見る被害状況(山陽新聞degital)
https://c.sanyonews.jp/gou_graph/
各地の被災直後の状況(JR西日本)
https://www.westjr.co.jp/info/gouu_2018/
西日本豪雨災害を忘れない(岡山市職員労働組合)
https://ocwu.jp/wp1/1599-2
岡山のぶどう(岡山観光WEB)
https://www.okayama-kanko.jp/feature/made_in_okayama/03
ニューピオーネ(JA晴れの国岡山)
https://www.ja-hareoka.or.jp/specialty/pione.php
ピオーネ(美作広域農業普及指導センター/岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-27295.html
農園くるり(食べチョク)
https://www.tabechoku.com/producers/24774/articles/1127523